食パンのいろいろ
みなさん食パンは「山食派」ですか?それとも「角食派」ですか?
ちなみにわたしは、山食派です^^
まず、「食パン」というのは日本で作られた言葉です。
所説ありますが、「主食パン」というところから「食パン」と言われるようになりました。
イギリスやアメリカでは、「ホワイトブレッド」や「ローフブレッド」と呼ばれています。
また、フランスでは食パンの内側部分のふわふわ食感を楽しむという意味をこめて「パン・ド・ミ」(中身のパン)と呼ばれています。
では、形についてみていきましょう。
実は食パンの形によって食感や食べ方が変わってきます!!
まずは、山食パンです。ラウンドトップともいわれますね。
食パンの型に生地を入れた後、フタをせずに焼成することで山の形ができます。
フタをせずに焼くということは、生地の持っている余分の水分を飛ばすことができます。
イギリス型の食パンともいえます。
そして、角食パンは型にフタをして焼成したものです。
フタをすることによって、生地全体に水分がまんべんなくいきわたり、きめの細かい食感となります。
こちらはアメリカ型の食パンです。
この角食パンは工場で大量に生産した食パンを合理的に輸送するために、型にフタをし、積み重ねることができるようにした、という説もあります。
さすが合理的な考えのアメリカともいえますね。
まとめると・・・
山食パン ふわふわ食感 トースト向き
角食パン きめ細かい食感 サンドイッチ向き
といえるでしょう。
細かくわけると、おなじ山食・角食でも成形方法によって微妙に食感が変わってきます。
丸めるだけの成形なのか、折りたたんで型に入れる成形なのか…
様々な種類を作って食べ比べをしてみたいな~とひそかに考えています♪