製パン型のお手入れ方法

お家で製パンを始めるといろんなパンに挑戦したくなってきますよね。

私が初めて自宅で製パン型を取り入れたのは食パン型でした🍞

最初は手で一つずつ成形して楽しんでいましたが、やっぱりシンプルな食パンが作りたい!と思われる方も多いのではないでしょうか。

そこからスタートし、今では食パン型2種類・ミニ食パン型・クグロフ型・クマの形をした食パン型・イングリッシュマフィン型・コルネ型…

書ききれないほど型が増えてしまいました💦

製パン型ですが、アルタイト製(鉄にアルミメッキをしたもの)が一般的だと思います。

このアルタイト製のパン型を長く気持ちよく使用するためのお手入れ方法を紹介します。

購入した製パン型ですが、そのまますぐに使いたい!と思われるかもしれません。

しかし、まずは「空焼き」をしましょう。

空焼きとは、字のごとく型をそのまま焼く作業です。

型が作られたときに付着した油脂を焼き切り、新たな油脂を型になじませパンの型離れをよくするためです。

少し手間がかかりますが、このひと手間がないと油臭さが残ったり出来上がったパンがうまく型からだせなくなったりするので必ず空焼きをしてください。

空焼きの手順は様々ですが、一般的な手順はこちら。

必要なもの

・空焼きする型

・サラダ油など匂いが少ない植物性油脂

・キッチンペーパー

・軍手かミトン

①まずは型を水洗いしましょう。

柔らかいスポンジなどに洗剤を付けて、型をよく洗います。蓋つきの型の場合は蓋も洗い、蓋と本体をわけておきます。

②型を天板に乗せてオーブンで焼きましょう。

①の型の水気は軽く切り、180度のオーブンで30分ほど焼きます。

③型が熱いうちに油脂や汚れをふき取りましょう。

型を高温で焼くことにより、製造過程でついた余分な油脂や汚れが浮き上がってきます。火傷に気を付けて軍手をはめ、キッチンペーパーなどでふき取ってください。

④型に油脂を薄く塗りましょう。

キッチンペーパーなどに油脂をしみこませ、パン生地に接する部分(型の内側や蓋の内側)に薄く油脂を塗ります。たくさん油脂を塗ってしまうと焦げ付くこともあるので、型に少しテカリが出るくらいの量で構いません。

※この時も型が熱い場合があるので、軍手など使用する方がいいでしょう。

⑤再度オーブンで加熱しましょう

②と同じように天板に型を並べ、200度のオーブンで20分程度加熱します。

この5工程で空焼きは完了です✨

油脂を塗って焼くので若干色がつくこともありますが、心配ありません。

購入してすぐは型離れが悪いと思うので、型離れが良くなるまでは数回空焼きすることをおすすめします☺

そして空焼きし、製パンデビューした型は、使用後あまり洗わない方がいいでしょう

せっかくなじんでくれた油を洗い流すことになってしまいます。

ただ、たまにしか型を使わなかったり、汚れが目立ってきたりする場合は柔らかいスポンジなどで傷つけないように洗ってあげてください。

洗った後は180度のオーブンで15分ほど焼き、水気をしっかり飛ばします

また、硬いスポンジやたわしを使ってしまうと傷がつき、さびに繋がりせっかくの型が使えなくなってしまいます。

食パン型が1つあればいろんなアレンジも可能です。

型を正しく使って、楽しくおいしいパン作りをしてください🍞🎶

.

.

※ここに記載した方法はアルタイト製の型のお手入れ方法です。

製品によって取り扱い方が変わる場合がありますので、取り扱い説明をよく読んでからご使用ください。

あわせて読みたい

3件のフィードバック

  1. yasyas より:

    型の手入れ大切ですね!いつもそのままにしてしまいがちですが、家庭ではそうはいかないですよね。

    • CHIHIRO.I より:

      そのままにしてしまいがち…わかります^^;
      私は慣れてきたらお手入れ等が雑になっているところもあるので、忘れないためにも記事にしてみました◎

  2. Unsume より:

    I congratulate, a remarkable idea

コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

ツールバーへスキップ