パンとダイエット
酷暑が続く毎日で、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。
暑いとつい、サッと食べられる麺類や冷たいものを摂ることが増えるでしょう。
麺類は噛む回数が減ってしまい、つい食べすぎたり、冷やし中華やラーメンのスープは意外と高カロリーだったり…
また冷たいものを摂りすぎて内臓が冷えてしまい代謝が落ちてしまいます。
そして、今年は自粛の日々と暑さで外に出ることが減った方が多いと思います。
このことから「少し体型が気になってきたな」と感じる方、たくさん居られるのではないでしょうか!?
「ダイエット中だからパンは食べません!」「ダイエットしているのにパン食べちゃった…。」
こういった声よく聞きます。
確かに、パンはお米と比べて太りやすい部分もあります。
でもチョイスするパンを変えると太りやすい要素を排除することは可能です!
まず、注目したいのはパンの材料です。
パンは小麦粉・水・塩・イーストや酵母が主な材料です。
そこへ砂糖や卵・油脂などを配合することで菓子パン・総菜パン・クロワッサンなどに変身していきます。
なので、砂糖や卵・油脂があまり入っていないシンプルなパンを選ぶと、ダイエットの敵にはなりにくいです☺✨
しかし、シンプルな生地のパンを選んでもジャムやバターをたっぷりと塗ってしまうと意味がありません。
どうしても味がほしい!という方はオリーブオイルや少量のあんこをトッピングすると良いでしょう。
オリーブオイルは血糖値の上昇を抑える効果があります。
あんこは低脂質で食物繊維がたっぷりなので代謝アップにつながります。※ただしつけすぎは糖質を摂りすぎることになるので注意しましょう。
次に、血糖値です。
精製された小麦を使うパンはお米と比べると食後の血糖値が上がりやすいです。
血糖値を下げようと大量のインスリンが分泌され、糖分を脂肪として蓄積しようとします。
また、血糖値が一気に上がると 血糖値のピークがはやく来る=腹持ちも悪く なります。
できるだけ血糖値が急激に上がりにくいパンを選ぶとこれは回避できます。
白い小麦粉と比べ、ライ麦や全粒粉のような茶色い粉は精製度が低いです。
血糖値の上昇は緩やかになり、さらにビタミンやミネラル・食物繊維などの栄養も含まれているので身体には嬉しい素材と言えます。
またライ麦や全粒粉を使用したパンは、食パンや菓子パンと比べると固さもあります。
よって噛む回数も自然と増え、満腹感がアップするのでダイエットには適していると言えますね✨
そして、最後に…
手軽だからと言ってパンだけでなくサラダやおかずと一緒に食べましょう。
パンの主な成分は炭水化物です。
筋肉を作り出すたんぱく質やそれを手助けするビタミンが不足すると基礎代謝量も落ち、カロリー消費しにくい身体になってしまいます。
パンを食べるときは手軽に食べたい!ということが多いと思います。
お肉や野菜を挟んだサンドイッチでもOKです。
余裕があれば野菜たっぷりスープと合わせると身体も温まるのでより効果的でしょう。
ダイエット中にパンを食べるときは
①シンプルなパンを選ぶ 食パンやバゲット・ベーグルなど
②白いパンより茶色いパンを選ぶ ライ麦パンや全粒粉パンなど
③野菜やおかずと一緒に食べる 炭水化物+たんぱく質+ビタミン
この3つを意識すると良いでしょう🎶
それでもご褒美は必要です☺
息抜きに甘―いパンや揚げパンなど食べることも心にとっては必要です💕
なるほど、朝から菓子パンではなく、トーストやバケットにオリーブオイルが体に良さそうですね。全粒粉が健康に良いと言われているのは、植物繊維(灰分)が含まれているからですね。因みに、日本人の植物繊維を採取する食べ物の1番はお米、その次がパンだそうです。やはり、主食だからでしょうね。