東京麹町のパン屋さん、シェ・カザマ。サンドイッチが絶品！

by Junko Okamoto · 2019年07月14日

麹町で老舗のパン屋さん、シェカザマ。
イギリス大使館も御用達という実力のあるパン屋さんです。

小麦粉にこだわり天然酵母を使用してつくられた食パン「パン・ド・プルミエ」が人気だそうですが、私がおすすめしたいのは、こちらのサンドイッチ！

市販のサンドイッチの中にはパンと具が分離していて、手にとるとパンと具がバラバラになりそうなものもありますよね。
でも、シェ・カザマのサンドイッチは具とパンがしっかりと手を繋いでいる感じで、パンが程よく具の水分を吸収してしっとり感があります。といっても、決してべちゃっとした感じではありません。
具をサンドイッチに挟んでから、上からおもしを乗せてパンと具をなじませるという作業を、ちゃんと行っていることがわかるようなサンドイッチなのです。

具も一見ふつうに見えますが、実はとても丁寧に作られているんですよ。
たとえば私が一番好きな卵焼きのサンドイッチは、気持ち甘さのついて手作りの卵焼きがサンドされています。
卵焼きサンドというと、３cmくらいある厚焼き卵がドーンとはさんであるものがありますけど、こちらの卵焼きサンドは程よく薄くて上品。ちゃんとサンドイッチ用の薄いパンとの相性が考えられているんですね。

さらに、こまかく刻んだきゅうりが卵焼きとパンの間に入っていて、口に入れたときに、このきゅうりのシャクシャクとした感触がアクセントになっています。
それだけではなく、ゆで卵を細かくみじん切りにしてマヨネーズであえたものがパンに塗られているんです。
それらすべてが口の中に入れたときに渾然一体となって、なんとも言えない美味しさなんですよね。

ツナやポテトサラダの具もひと工夫されています。それがパンとうまくマッチングしていて本当に美味しい！
今回写真はないんですが、ライ麦パンにカマンベールのサンドイッチも大好きです。
具とパンが絶妙なマッチングで、本当になかなかこんなに美味しいサンドイッチとは巡り会えないと思います。

そして、もう一つ私の好きなパンはチーズパン。
このゴロゴロっと入ったチーズがなんとも言えず、素朴な美味しさ！
軽くトーストして食べるのがおすすめです。

これにミネストローネのスープやサラダを合わせれば、手軽で美味しい朝食にもなります。